ワーケーション

Akita de Workation 田舎暮らし体験型 (湯沢~羽後エリア)
「三大盆踊りの里、羽後町で田舎暮らしを体感する旅」

ワーケーションとは、非日常的な場所でいつもの仕事を行いながら、その土地の魅力を知り、そこに住む人々との交流を図る、新しい働き方です。
秋田県ではワーケーションを通じて、秋田を訪れる方たちと地域の方たちとの交流を図り秋田の伝統文化・食文化・人の魅力をより深く知ってもらうことで、将来の移住に繋がる、関係人口の創出・拡大を目指しています。今回は秋田県の事業で実施しました羽後町エリア~湯沢市エリアでの「田舎暮らし体験型」ワーケーションをご紹介します。
※この記事は令和4年10月に行われたモデルツアーを参考にして作成しています。

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 ※モデルツアーで作成したモデルコースで、実在するツアーではありません。

DAY1

 秋田空港から羽後町へは車で約1時間 。朝東京を出発すればちょうどお昼時には羽後町到着するので、まずはご当地ならではの昼食から。羽後町のお昼ご飯におすすめなのが「西馬音内(にしもない)そば」。羽後町はそばマップがあるほど、古くからそば屋が多く「冷やかけそば」は町の人々にとってのソウルフードです 。羽後町役場のすぐ隣にある、道の駅うご「端縫いの郷」でも手軽に楽しむことができます。

 羽後町に来たら必ず立ち寄って欲しいのが、西馬音内盆踊り会館です。ここはユネスコ世界文化遺産にも認定された、「風流踊り」の一つである、西馬音内盆踊りの歴史や踊り方を学ぶことができ、地元のお母さんたちに衣裳を着付けてもらい記写真を撮ることができます。( ※体験や着付けは予約が必要です。 )

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道の駅うご端縫いの郷で昼食
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羽後名物冷やかけ蕎麦
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西馬音内盆踊り着付け体験
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西馬音内盆踊り会館での着付け体験と記念撮影
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羽後町レンタルスペース
yado & kissa UGO HUB
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ワークスペースとしてだけでなくイベントスペースとしても利用可能

 会館から徒歩1分のところにある「yado&kissa UGO HUB」は「やりたいことを、やりたい時にできる場所」をコンセプトとした、レンタルスペースです。ワークスペースとしても、地域の人との交流の場としても活用できます。夜にはUGO HUBの店主村岡さんが声をかけてくれた地域事業者の方々も集まり、秋田産の食材を使った美味しい料理を皆で囲みます。地域の人々との交流はワーケーションの楽しみの一つです。

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ワーケーション参加者と地域で活躍する方々との交流
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地元の農家さんが地元の食材を使った料理でおもてなし
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お野菜たっぷりの秋田の家庭料理

 DAY2

 二日目はホテルでのワークからスタート。湯沢ロイヤルホテルは部屋の他にもワークスペースが整えれており、遅めのチェックアウトでしっかり集中して仕事ができます。お昼からはかやぶき屋根の古い民家や稲架かけなど、日本の原風景が残る、羽後町田代地区へ。地元のお母さんたちが、あるもんで(あるもの物で)で作る郷土料理を振る舞う、農家キッチン「あるもんで」でランチ。炊きたての新米と手作り料理の数々、その美味しさに感動です!

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湯沢ロイヤルホテルのワークスペースは広いテーブルでWifiもサクサク
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地元のお母さんがあるもんで作る
郷土料理に舌鼓
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秋田米サキホコレの新米と一緒に

 昼食後は 「あるもんで」と同じ旧長谷山邸に開館された、鎌鼬(かまいたち)美術館へ。館長の菅原さんから舞踏や美術館について詳しく説明いただきながら、展示されている舞踏家「土方 巽(ひじかた たつみ)」と写真家「細江 英公 (ほそえ えいこう)」が生み出した作品の数々に思わず息をのみます。周辺の景色からは想像もつかない世界観に新しいインスピレーションを得ることは間違いありません。

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鎌鼬美術館のある三重楼は城の天守閣のような造りになっている
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歴史的建造物である旧長谷山邸
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案内の前にまずは細江英公の代表的な作品の前で記念撮影

 二日目の宿泊先は旧長谷山邸の目の前にある、かやぶき山荘「格山(かくざん)」と、同じ田代地区内にある、泊まれる登録有形文化財「阿専(あせん)」。格山のオーナーの阿部さんは、秋田にUターンした10年前にこの古民家を受け継ぎ、日本らしさ求め世界各国から来るお客様に、この田代地区を案内してきました。夕食は宿のお母さんと一緒に作っただまこ鍋。囲炉裏を囲んで、手作りの田舎料理と地酒…。まるで田舎のおばあちゃんの家に来たかのような感覚を体験できます。稲刈りの季節には「稲架(はさ)掛け」のライトアップを見学することもできます。幻想的な雰囲気と秋の澄んだ夜空に輝く星たちは普段の喧騒を忘れさせてくれます 。

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田代地区を散策しながら、土方と細江の足跡をたどる
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囲炉裏を囲み、レトロな田舎暮らしを体感
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1年に2週間のみ実施される稲架掛けライトアップ

 

 DAY3

「格山(かくざん)」と「阿専(あせん)」に宿泊したら是非早起きして行って欲しいのが、五輪坂温泉としとらんどの別館みはらし荘です。横手盆地を見渡すことがきる絶景スポットで、お天気が良いと日の出と共に素晴しい雲海を見ることができ、非日常を体感できます。宿に戻り美味しい朝ご飯を食べた後は古民家ならではのゆっくりとした時間が流れる中でワークタイム。

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五輪坂温泉としとらんどの見晴らし荘からみられる雲海
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古民家でのゆったりとした時間
 [279KB]昔ながらの広い古民家なので、思い思いの場所でワークもはかどります

そして秋田と言えば温泉。羽後町のとなり湯沢市には全国的にも有名な温泉地、「小安峡(おやすきょう)」があります。ひと味違った湯沢市を楽しむには現地のガイドに案内してもらうのがおすすめです。この地域をよく知り、着地型の旅を提供している旅のわツアーの齋藤さんは湯沢エリアの地域事業者からの信頼も厚く、普通の観光では得られないディープな湯沢市の魅力を教えてくれます。小安峡では温泉が渓谷から吹き出る大噴湯や不動滝を案内してもらい、その迫力と紅葉の美しさに魅了されます。たくさん歩いて疲れた身体は温泉でリフレッシュ!小安峡には温泉宿が多いですが、ワーク環境を整えている宿も多くあり、温泉で癒やされながらのワークも可能です。小安峡温泉総合案内所にはWi-fiが完備されているので、足湯をしながらのワークもできますよ!

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温泉の吹き出る渓谷を散策し、自然の力強さを体感
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岩壁の亀裂から98度の熱湯と蒸気が激しく噴き出しています
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足湯&ワークも

 

DAY4

秋田のワーケーション最終日です。秋田県の中でも特に発酵のまちとして知られるのが湯沢市です。市内には多くの醤油味噌蔵、酒蔵など老舗の蔵元が現在もその伝統を守り続けています。創業以来160年以上にわたり伝統製法にて味噌・醤油を天然醸造している「石孫(いしまご)本店」では、醤油の仕込み工程に沿って麹室・熟成蔵の木桶などをはじめ、仕込みに使っている昔ながら道具類などを説明してもらいながら見学することができます。見学後には味噌や醤油のお土産を買うこともできます。

 [706KB]創業160年の老舗「石孫本店」
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蔵元が蔵の歴史の説明をしてくれる
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代々守り継がれてきた仕込みの様子を見学できる

 そして石孫本店から、歩いてすぐのところにあるのが、歴史のある内蔵を改装してオープンしたイテリアショップ&カフェ「momotose(もとせ)」。お洒落な店内では、石孫本店で作られた味噌・醤油を使った美味しいランチをいただくことができます。歴史ある古民家をリノベーションした「草木ももとせ」は「暮らすように土地をたのしむ」をコンセプトとした一棟貸し切りの宿です。受け継がれた物と、新しい思いが融合された空間は、見るだけでもおすすめです。

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おしゃれな雰囲気のインテリアショップ&カフェ momotose
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石孫本店のお味噌を使った月替わり膳
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明治時代に建築された建造物をリノベーションした宿「草木ももとせ」

 

※この事業は新型コロナウイルス感染症対応地方創生推進交付金を活用して実施しています。

モデルツアーで利用したワークスペース(宿泊施設)

羽後町

湯沢市

その他ワークスペースについて

リモートワークで秋田暮らし

「リモートワークで秋田暮らし」特設ページでもワーケーションで利用可能な施設をご紹介しています。
特設ページへはこちらから。
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秋田ワーケーション推進協会

秋田ワーケーション推進協会の提供するポータルサイト「Wappa」で秋田県内のワークスペースを紹介しています。

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この記事に関するお問い合わせ

  • 秋田県 あきた未来創造部移住・定住促進課
  • 〒010-8570 秋田市山王4-1-1
  • Tel:018-860-1234 Fax:018-860-3871

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