お知らせ

雄大な自然美と伝統文化、若い感性が入り混じる「男鹿市」

男鹿市は、大雪のイメージがある秋田県の中でも比較的雪が少なく、住みやすい地域です。近年では若い人材が移り住み活躍する姿も多く、雄大な自然美と古来からの伝統文化や歴史、そして若い感性による新しい風が入り混じるエリアです。

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大地の恵みと若い感性の町

国定公園の指定を受けている男鹿半島では、ゴジラ岩や洞窟の連なる海岸線、約7,000万年前の火山噴火物や、恐竜が生きていた時代(約9,000万年前)から変わらず在り続ける花こう岩なども間近で見ることができます。
海・山・湖と、変化に富んだ美しい自然環境に恵まれ、この地の気候風土により築かれてきた景観美。自然のダイナミズムを身近に感じながら暮らすことができるのも男鹿市の魅力です。
地元の方に「毎日美しい、いつまでも飽きない」と言わしめる日本海の夕陽もまた、男鹿市の魅力のひとつです。水平線を赤く染めながら沈んでいくドラマティックな時間は格別です。

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ゴジラのように浮かび上がる姿で親しまれる奇岩怪石「ゴジラ岩」
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男鹿アジサイ寺「雲昌寺」の見頃は例年6月中旬~7月上旬で、6月下旬に満開を迎えます

『死ぬまでに行きたい!世界の絶景「日本の絶景編2017 ベスト絶景」』に掲載され、全国的に有名なスポットとなった男鹿アジサイ寺「雲昌寺」。シーズン中は空と海とアジサイのブルーが美しく、訪れる人々を魅了します。
また、日本海に突き出るような形をした男鹿半島は、その独特の地形から古代より日本海側のランドマークや寄港地としても機能し、多くの人々を迎え入れてきました。多様な人々や文化による交流は、この地の歴史や伝統に深みをもたらしています。

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なまはげは、怠け心を戒め、家の厄を祓い、無病息災・田畑の実り・山の幸・海の幸をもたらす来訪神です
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男鹿温泉郷「セイコーグランドホテル」。男鹿半島は温泉にも恵まれ、気軽に温泉を楽しむことができます

秋田といえば「なまはげ」をイメージする方も多いかもしれませんが、これは男鹿半島で古来から伝わる伝統行事です。ほかにも東北最大級の城の遺構「脇本城跡」や、平安後期から伝わるという「東湖八坂神社祭の統人行事」など、数々の文化財が守り受け継がれる地でもあるのです。

海や山などの自然に恵まれた立地から、新鮮な海産物や山の幸も存分に楽しめます。また、男鹿温泉郷では気軽に温泉を楽しむこともできるなど、大地の恵みに溢れた環境です。

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「なまはげオートキャンプ場」では、テントサイト、オートサイトのほかグランピングも楽しめます

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パラグライダー体験では、男鹿半島のシンボルである「寒風山」からの大パノラマが楽しめます

アウトドア好きな方は、男鹿市内にあるキャンプ場でリトリートやバーベキューも楽しめます。ほかにも、カヌーやサップ、パラグライダー体験など、アクティビティも充実しています。さらに、JR男鹿駅前の整備が進み、クラフト酒醸造所やカフェがオープンしました。駅前広場ではキッチンカーや、地域の方々が出店するヤタイ市などのイベントも開かれています。 ほかにも、市内の民宿やカフェ、お肉屋さんなど、帰郷や移住の若者による新しい取り組みが盛り上がっています。 駅前広場には、子どもが楽しめる大型複合遊具ができるなど、男鹿市は、地元に芽吹く若い感性と力を取り入れながら、にぎわい創出に動き出しています

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男鹿駅前の広場には子どもたちが思い切り遊べる大型複合遊具も。天気の良い日には楽しそうな声が響きます

 

男鹿の海を知り、癒される水族館

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男鹿の海を再現した「男鹿の海大水槽」。巨大水槽で40種2000匹の魚たちが出迎えてくれます
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ホッキョクグマ「豪太」と「ユキ」の間に生まれた「フブキ」

男鹿水族館GAOでは、2020年12月26日に生まれたホッキョクグマ「フブキ」が大人気!訪れるたびに大きくなり、できることが増えていく「フブキ」は愛らしく、毎日おもちゃで遊んだり、元気にプールで泳いだりする姿を見せてくれますよ。今年で17歳になるお父さんの「豪太」もわんぱくな存在感で楽しませてくれます。ウッドチップで遊んで真っ黒になったり、プールに飛び込んだり、愛嬌のある姿を見せてくれます。

また、2021年の4月~6月にかけて、GAOはベビーラッシュでした。ゴマフアザラシやカリフォルニアアシカなどの誕生により、かわいいニューフェイスに癒される来館者は多かったことでしょう。生きものたちは、水槽のガラス面に寄ってきてくれることもあるんですよ。

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ホッキョクグマの「豪太」。わんぱくで愛嬌があります

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ゴマフアザラシの水槽に近づいて見ていると近くに寄ってきてくれることもあります

館内には、2種のペンギンが展示されています。泳ぐスピードが速い「ジェンツーペンギン」と黄色い飾り羽が特徴の「キタイワトビペンギン」。季節によっては、卵を抱いていたり、ヒナを見ることもできますよ!

秋田県の県魚「ハタハタ」の魅力や秘密に迫る「ハタハタ博物館」も常設。秋田県水産振興センターと協力し、ハタハタの生態について研究を重ねています。
ほかにも、サンゴ礁と共生する生きものやアマゾン川に生息する巨大魚、ふわふわ泳ぐクラゲたちに癒されるクラゲコーナーなどが人気。飼育スタッフさんが作る掲示物にも注目してみてください。生きものたちの観察ポイントなどを知ることができますよ!

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ガラス越しに岩の上と水中、両方で過ごすペンギンを観察できます
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魚に神と書いて「鰰(ハタハタ)」。秋田県で最も愛されている魚かもしれません

海に面したロケーションで、館内から日本海を見渡せるのもポイントです。夏は穏やかに輝く海、冬は荒々しい日本海を肌で感じることができます。
普段、私たちが見ることのできない海の中の世界。なかでも、男鹿の海のこと、自然豊かな秋田の海や川の環境を知ることができる男鹿水族館GAO。私たちとは違う生態系を持つ水の中の生きものたちを取り巻く環境を知り、人間との共生について子どもたちと一緒に考えるきっかけになれば素敵ですね。
男鹿水族館GAOの年間パスポートは2,500円(税込)。通常の入館料が1,100円(税込)なので季節ごとに訪れるだけでもとってもお得。男鹿市に住む家族の休日のお出かけスポットにもなっています。

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目の前に広がる日本海は、季節や天候で違う表情を見せてくれます


【男鹿水族館GAO】

住所 秋田県男鹿市戸賀塩浜
電話 0185-32-2221
HP https://www.gao-aqua.jp/
定休日 冬期あり
営業時間 9:00~16:00
駐車可能台数 約630台
※最終入館は閉館時間の1時間前です。
※季節により時間や休館日が変更になることがあります。
※営業時間および休館日は、ホームページをご確認いただくか、またはお問い合わせください。

地元で愛される老舗グルメ2軒!

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40年以上、地元で愛される「金栄堂シャッポー2号店」
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名物のピリ辛あんかけ「シャッポーラーメン」830円(税込)

創業100余年の菓子店「金栄堂」が営む「金栄堂シャッポー2号店」は、40年以上もの間、地元に愛されてきた食事処。開店当時、おにぎりやハンバーガーを朝8時から販売したところ、釣りや海水浴へ向かう方々に評判となったそうです。そのうち何人ものお客さんから「ラーメンはないの?」と聞かれるように。そこで女将がラーメン作りの修行へ行き、編み出したのが、名物「シャッポーラーメン」だといいます。それから約30年、こだわりのベーススープを守りつづけています。とりがら、豚骨、ひき肉、長ねぎ、昆布、キャベツ、しょうが、にんにく、にぼし、じゃがいも、人参、玉ねぎの12種類の材料を使用した優しいスープは、体にスッと染み入っていきます。

名物の「シャッポーラーメン」は、こだわりのスープと中太縮れ麺に、野菜たっぷりのピリ辛あんかけがのった一品。優しい旨味の効いたスープとコクのあるピリ辛あんが麺に絡んでクセになる味わいです。体がとっても温まりますよ!

【金栄堂シャッポー2号店】

住所 秋田県男鹿市北浦北浦字泉野71-1
電話 0185-33-4380
定休日 日曜日・月曜日
営業時間 10:30~14:30
駐車可能台数 7台程度

次は、北浦漁港近くの老舗食堂「亀寿司食堂」。

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店のすぐ裏手は、冬にハタハタ漁も行われる地元の北浦漁港
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店の奥と2階が旅館になっており、長期滞在も可能
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地元客からの人気No,1メニューは「焼肉定食」900円(税込)

 創業から50年以上、男鹿で愛されている老舗「亀寿司食堂」。すぐ裏手の北浦漁港から新鮮な魚を仕入れる、地元の常連客や観光客など幅広い客層で賑わうグルメ店です。鮮魚はさることながら、地元客の多くが注文するのが「焼肉定食」。コクのあるしょうゆベースのタレがお肉に絡んで、ご飯がすすみます!お肉にマヨネーズをたっぷりつけて食べるのがオススメ!ほかにも、タンメンやかつ丼、野菜炒め定食など、毎日通っても飽きないメニューが揃っていますよ!

同店人気のメニューはこちら。

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とにかく大きい!同店人気のメニュー「焼魚定食」2,300円(税込)
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店裏手の北浦漁港から仕入れた新鮮さで人気の「上ちらし」2,000円(税込)
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北浦漁港の新鮮な魚介が盛り沢山の「アジサイ期間限定/刺身ランチ」1,500円(税込)
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肉厚さと大きさに驚く「アジサイ期間限定/カレイの唐揚げランチ」1,500円(税込)

 焼魚の大きさに驚く方も多いという「焼魚定食」。自宅のグリルでは焼くのが難しいほどの大きさに、思わず声が出てしまいます。食べてみると、皮はパリッと香ばしく、身はフワフワッと口の中でほどけていく柔らかさで、ちょうどいい焼き加減。日本人に生まれてよかったと思える美味しさです。すぐ近くに漁港があるため、とにかく新鮮!プリプリとした魚の弾力と旨味、口の中に広がる海の香り。男鹿の海産物がギュッと詰まった、一度は味わってほしい定食です。アジサイが咲く期間は、限定のお得なランチメニューも人気なので、地元の方は予約して行くそうです。

同店は、「雲昌寺」から徒歩圏内。アジサイをゆっくり鑑賞した後に、新鮮な地元産の海の幸を堪能するのもオススメです。

【亀寿司食堂】

住所 秋田県男鹿市北浦北浦字栄町4-3
電話 0185-33-2049
HP http://www.kamezusi.com/
定休日 火曜日
営業時間 11:30~14:00/17:00~21:00
駐車可能台数 15台程度

老舗の地元グルメは、いかがでしたか?
どちらも家族で休日ふらっと訪れることができる人気店ですよ!

自転車で男鹿の魅力を満喫!

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男鹿市地域おこし協力隊のほか、デザイナーやイベントプロデューサーなども手掛ける島津さん

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「男鹿自転舎」では電動アシスト付きのe-Bikeなど好みに合わせてレンタルできます

令和3年に男鹿市地域おこし協力隊に着任した、島津栄一さん。千葉県出身で、協力隊着任を機に男鹿市に移住してきました。地域おこし協力隊として男鹿市観光協会と連携し、男鹿駅からほど近い「男鹿自転舎」でレンタサイクル事業の運営に携わっています。車では気づくことのできない男鹿に出会えると好評です。

「男鹿自転舎」では、男鹿半島の雄大な自然やおすすめスポットを満喫できる20のモデルコースを用意。男鹿温泉郷では足湯に浸かることもできますよ。

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男鹿温泉郷では足湯に浸かってゆっくり休憩もできます
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男鹿半島の先端「入道崎」。男鹿市は「恋する灯台のまち」にも認定されているんです

レンタサイクルと併せて、男鹿半島のガイドもお願いできるので、男鹿半島の魅力や移住後の暮らしについてお話を聞きながら景色をたっぷり楽しむのもいいかもしれませんね。移住を考えている方なら、先輩から直接お話を聞くことができるのは心強いのではないでしょうか。

関東で暮らしていた当時は、予定や気分に合わせて5拠点で生活をしていたという島津さん。千葉県の実家やご自宅をはじめ、東京都内にあるシェアスペースのマネージャーを務めながら拠点としたり、都内のシェアハウスに月5日プランで滞在したり、山梨県のシェアハウスに身を置くこともあったそうです。
その頃から年50回ほどプロデューサーとして食のイベントを行い、大阪や兵庫、男鹿にも開催のため足を運んでいたといいます。3年半ほど、関係人口として男鹿との関わりを持ち、イベントを通じて知り合った友人の勧めもあって、男鹿市地域おこし協力隊に応募し、見事採用。男鹿にデザイン事務所をつくり、任期満了後は定住することを視野に入れて活動しているそうです。地域の面白い人とつながって事業を広げていきたいと語ります。

そんな島津さんから見た男鹿の魅力を伺いました。
「日々の自然の変化を肌で感じられます。風音や雨音、鳥のさえずりなどが天然のBGMのようで仕事に集中できる環境です。関東にいた頃は刺激を求めて多拠点生活をしていた側面もありましたが、男鹿に移住して都会のノイズから解放され、デザインスイッチが自在になりました。自転車で移動するのも気持ちがいいですよ」。

【男鹿自転舎】

住所 秋田県男鹿市船川港船川字新浜町9 ホテル諸井1F
電話 070-2016-6697
HP https://ogabicycle.com/
定休日 火曜日~木曜日 ※12~2月休業
営業時間 9:00~18:00 ※3月・11月は17:00まで
駐車可能台数 市民駐車場あり(無料)

レンタサイクルで男鹿半島を満喫した後は、「男鹿自転舎」からすぐ近くにあるカフェ「HOT DOG CAFE HAVE A GO」で疲れた体を休めてほっこり休憩するのもオススメですよ。

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カフェ「HOT DOG CAFE HAVE A GO」は、男鹿自転舎から徒歩3分

 

【HOT DOG CAFE HAVE A GO】

住所 秋田県男鹿市船川港船川字新浜町1−20
電話 080-5733-1703
HP Facebook
定休日 火曜日・水曜日
営業時間 11:00~17:00(ホットドッグ、ホットスナックL.O.16:30)
※12月からの冬場は11:00~16:00に短縮営業 (L.O.15:30)
駐車可能台数 市民駐車場あり(無料)

※本記事掲載の情報は、取材時点での情報です。(2021年12月)

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この記事に関するお問い合わせ

  • 秋田県 あきた未来創造部移住・定住促進課
  • 〒010-8570 秋田市山王4-1-1
  • Tel:018-860-1234 Fax:018-860-3871

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