お知らせ

四季折々の景色に包まれ、能代市の祭りや特産品を満喫しよう!

桜が美しい公園が多く、夏祭りも目白押し。秋は紅葉と収穫ににぎわい、冬のハタハタに舌鼓!白神山地を背景に、豊かな自然が織りなす日常風景は美しく、子育てにも嬉しい唯一無二の施設がそろっています

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白神山地の恵み溢れる食と祭りと人々と

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七座山(ななくらさん)は秋田県能代市二ツ井町にある7つの山の総称。能代市は米代川に沿って東西に広がっている
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天空の不夜城の様子。日本一の高さを誇る城郭七夕灯籠が街を練り歩く姿は圧巻

秋田県の北西部に位置する能代市は、米代川の河口を中心に発達。北前船の寄港地として秋田でも有数の港町として栄えました。また、白神山地の恵みをうけた味わい深い農作物や、美しい四季折々の景色が日常に溢れており、「田舎暮らしの本(宝島社)2021年2月号」では東北エリア総合部門第13位にランクイン!

特に賑わいを見せる季節は夏。自然の恵みに心から感謝し豊作を願うお祭りが豊富で、どれも人々を魅了する神秘的なものばかり。普段は口数が少ない秋田県民と言われておりますが、ひとたびお祭りが始まると能代の人々は活気に溢れ、一丸となって盛り上がります。脈々と受け継がれている古き良き文化と美しい季節の移り変わりを堪能できる暮らしがここにはありました。さっそくご紹介します。

能代市の夏のお祭りといえば、なんと言っても毎年8月3、4日に開催されている「天空の不夜城」。平成25年に約1世紀の時を経て復活した大型灯籠は、その色彩と華やかさに思わず息を呑んでしまうほどです。高さ24.1mの「愛季(ちかすえ)」は城郭型灯籠としては日本一。間近で見るとその迫力は圧巻です!17.6mの「嘉六(かろく)」と一緒に能代の街を練り歩く姿を見ようと県内外から多くの観光客が訪れます。平成28年に東京ドームで行われた「ゆず20周年突入記念弾き語りライブ ゆずのみ」に、この大型灯籠(愛季)が出演し、一気に注目を集めました。詳しくはこちら。https://www.city.noshiro.lg.jp/section/kankyo-sangyo/kanko/oshirase/9527

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能代役七夕の様子。由来は千年以上もさかのぼる
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白神ねぎはふるさと納税返礼品としても大好評な一品。一度食べたらファンになる方が全国に続出

天空の不夜城が終わると、今度は「眠流し(ねぶながし)行事 能代役七夕」が8月6日・7日に開催されます。町内がいくつかまとまって組を作り、5年ごとにそれぞれに定められた作法で、1日目は灯籠の山車を引き回し、2日目の夜に灯籠のシャチを川に焼き流します。一つ一つに意味がある伝統の祭りは能代の人たちを語るに欠かせない風物詩になっています。
冒頭の花火写真は7月下旬に行われる「港まつり能代の花火」。これを皮切りに能代市は一気にお祭りムード。無病息災や農作物の豊作を祈りながら能代市民は熱い時間を過ごすのです。

そして特筆したいのが能代市産の農作物たち。中でもブランド野菜の「白神ねぎ」はその甘さや太さから全国からひっぱりだこの一品。さらに、白神うど、白神キャベツなども盛んに栽培されており、地域の産業を支えています。ブランド野菜に誇りをもって栽培している農家さんの飾らない笑顔がステキなのも印象的です。毎年行われる「白神ねぎ祭り」では、ねぎの千本焼きが好評で、生産者と市民が一緒に地元のおいしいを満喫。とっても甘くてみずみずしい白神ねぎは地元でも愛されています。

さて、ここからはこれから移住をお考えの方に必見な移住サポート情報です。能代市では引っ越しなどの移住初期費用最大35万円助成(詳細はこちら)や、移住体験ツアー参加で最大5万円が助成されるなど、移住定住サポートメニューが充実しています。
能代市のサイト内にある移住定住ページではさまざまな情報を提供しているので、ぜひ一度アクセスしてみてください。

次のページからは、能代市に興味を持ってほしいあなたに自慢したい、さまざまなスポットをご紹介します。

JAXA全面協力のサイエンスパーク

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外観。ロケットや衛星の模型、さらには実物大のロケット部品の展示を行い、ロケットの仕組みや原理、国内のロケット開発の歴史をわかりやすく紹介
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一つ一つの展示が興味深い館内。神奈川県相模原市など、JAXAの施設がある都市で銀河連邦を結成。能代市も一員となっている

休日にふらっと立ち寄り満喫できるスポットが目白押しな能代市。
最初にご紹介するのはなんとJAXA全面協力のもとロケットや衛星の模型が展示されている「サイエンスパーク・能代市子ども館」です。ここ、子どもの遊び場と簡単に捉えてはなりませぬ。知らない方も多いであろう、「日本のロケット史と能代市の深い関係」を学ぶことができる場所です。

能代市にはJAXA 宇宙科学研究所の能代ロケット実験場があるご縁からこうした展示物が充実しています。何度でもふらっと訪れて「JAXAすごい!能代市すごい!」を感じていただきたい自慢のスポットのひとつです。ロケットの指導者免許を持つ館長の千羽正人(ちばまさと)さんが館内にいるときは、ロケットの説明を一人一人に合わせて丁寧に案内していただけるので一気に理解が進み、ワクワク度が倍増。それはそれは大人も子どもも楽しい時間になること間違いなしです。

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館長の千羽正人さん。特に目を引くのは、小惑星探査機「はやぶさ」と「はやぶさ」を打ち上げたM-Vロケットの模型

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河畔公園。広々と走り回れる大きな公園がたくさんある能代市。能代公園やきみまち阪県立自然公園、米代川の河川敷も要チェック!

能代市は固体燃料ロケットの原点と言える場所で、何度もロケット実験を行った歴史があります。秋田県内にはロケット実験場が二つあるのですが、そのうちの一つが能代市。県内に2つもあること自体珍しいためロケットファンからは注目度が高い場所です。毎年8月中旬には日本最大規模のロケット打ち上げ大会も開催されています。

さらに、こちらの施設ではプラネタリウムも満喫できるほか、科学創作室では週末になるとたくさんのイベントを開催。特に今、子ども達に人気なのがプログラミング教室。子どもも大人も楽しみながら学び、共に成長できる、そんな自慢のイベントが満載です。地元の小中学生が訪れるのはもちろんですが、宇宙がぐっと近く感じられてきた昨今、大人も楽しめるこのサイエンスパークは必見です。

「サイエンスパーク・能代市子ども館」 の隣には広々とした「河畔公園」があります。ロケットをモチーフにした遊具が子どもたちに人気で、休日には家族連れが訪れ賑わっています。広々した公園なので、ランニングする人、犬と散歩する人など、市民が思い思いに過ごす場所になっています。ちょっと足を伸ばせば市街地でも気持ちよい自然溢れる場所がたくさんある能代市、開放的でとっても魅力的です。

【サイエンスパーク 能代市子ども館】

住所 秋田県能代市大町10-1
電話 0185-52-1277
休館日 月曜、第4金曜(祝日を除く)、祝日の翌日(土曜・日曜の場合は火曜)、年末年始(12/28〜1/4)
営業時間 9:00〜17:00
HP https://www.city.noshiro.lg.jp/res/bunka/kodomokan/
1階は体験型の展示スペースに改装予定(2023年完成予定)
プラネタリウムは340円(小中学生無料)

さて、次は能代市民に愛されている施設なのはもちろん、観光でも楽しめると県内外から多くの方が訪れる「能代エナジアムパーク」をご紹介します。

雪国でも楽しめる熱帯植物園のあるパーク

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カルチャーホールなどの文化活動にも利用される「能代エナジアムパーク」の外観。ここを拠点に広大な敷地が広がりスポーツゾーンなどがある
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「熱帯植物園」にはリピーターが多く訪れる。ゆっくりした時間を過ごす人も多い

観光名所としても人気の高い「能代エナジアムパーク」。特に人気なのは能代火力発電所の排熱を利用した「熱帯植物園」。東南アジアのジャングルを再現した空間では、バナナやハイビスカスなど約460種類、3,300本以上の熱帯植物を楽しむことができます。一人でゆっくり探索するもよし、カップルや家族と楽しむも良し、おすすめスポットです。

毎年、ひすいのような青碧色の花が咲く「ヒスイカズラ」を楽しみにしている能代市民も多いそうで、地元の新聞に取り上げられるとリピーターが大勢訪れるそう。寒い冬でもポカポカ空間なのが嬉しいですね。

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「太古の森」「エネルギーの森」「メッセージの森」につながる入り口。テーマごとに学びのある展示がされている

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パーク敷地内には遊具や鯨の噴水も。地域の子どもたちの大好きな場所になっている

さらに、「能代エナジアムパーク」には、地球やエネルギーのことを学べる「サザンドームのしろ」があります。ここはぜひ、ガイドさんと一緒に回ってみてほしい空間。知らない間に無駄なエネルギーを消費している自分に気がついたり、地球環境を守ることの大切さを学んだりすることができます。屋外の冒険広場には鯨の噴水や遊具があり、子どもたちはのびのびと遊び回っています。地域の遊び場として能代市民にはもちろん、近隣市町村の住民からも親しまれている広場です。

前のページでご紹介した「サイエンスパーク・能代市子ども館」やここ「能代エナジアムパーク」では、週末、夏休み、冬休みに楽しいイベントが企画されています。「ここに来れば子どもと一緒に楽しめる!」と思える場所が近くにあることは子育て世代にはとってもに嬉しいポイントですね。市街地から、どちらも行きやすい場所にあるのも嬉しいです。

【能代エナジアムパーク】

住所 秋田県能代市字大森山1-6
電話 0185-52-2955
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始
営業時間 9:30〜16:30
料金 無料
駐車場 140台
HP https://www.tohoku-epco.co.jp/pr/akita/noshiro.html

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雄大な自然を感じながら川下りを体験。初心者でも安心。米代川の水上散歩を楽しもう

魅力的な施設が多い能代市ですが、四季折々の自然と戯れる楽しみも満載。米代川のカヌー体験や七座山トレッキング、天然秋田杉保護林やきみまち阪県立自然公園の散策など、友人が遊びに来たら連れて行きたい!一緒に体験したい!という場所が豊富なのもポイントです。

次は、能代市のソウルフードでもある焼き肉屋さんをご紹介します。

ソウルフードは老舗の焼き肉屋さん!

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こちらの外観は「大昌園バイパス店」。ほかに「本店」「新橋店」がある

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メニューの多さにびっくり!これは迷ってしまいそう。老若男女に愛されるのも納得

全国的にありそうな焼き肉屋さんの名前、「大昌園(だいしょうえん)」ではございますが、能代市民にとって「大昌園」と言えば、なんといってもこちらの焼き肉屋さんです。創業は昭和46年、現在は能代市内に3店舗を構えており、特にその歴史を支えてきた本店は能代市内の繁華街の中心部にて営業。そのため、1次会で焼き肉を食べる方が多いのははもちろん、締めのラーメンは「大昌園」というお約束のような流れもあるのだそうです。

今回はバイパス店にお邪魔しました。広々としたお店は家族連れで賑わい、まさに能代のソウルフード。部活動の打ち上げや家族イベントで多く利用されており、「食べたことがない人はいないんじゃないか!?」と能代市の担当者さんもイチオシのお店。メニューが豊富で思わず頼みすぎてしまいそうですが、豊富だからこそ多くの市民に愛されているお店になったのですね。

人気メニューを社長の本村公宏さんに訪ねると「一番はカルビ定食ですね。次は牛タン、ハラミ、ホルモンですが、特に上牛タンをめがけてくるお客様も多くいらっしゃいます。本店ではみそラーメンや担々麺も人気です。焼き肉もラーメンも地元の方に愛されて本当にありがたい」と教えてくれました。

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カルビ定食(並)は1,380円。ランチでも大好評のセット。市民の胃袋をわしづかみ!
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特製たれは醤油と味噌をブレンドしたオリジナル。焼肉以外にも、野菜炒めなどの炒め物にもとてもよく合う。550円(360ml)

さっそく人気のカルビ定食を注文。1枚ずつ丁寧に焼いて食べると…。なんというおいしさ!思わず目を閉じてしまいました。シンプルながら味わい深いタレと相まって白米がススムススム!なんと言っても驚いたのが、肉のおいしさと同じくらい絶品なこのタレ。思わず「タレは売ってないのですか?」と社長さんに聞いたら、ニコニコ持ってきてくれました。オリジナルのタレで家庭の焼き肉もワンランクアップしそうですね。

市民が愛してやまない飲食店が能代市にはたくさんあります。派手さはないけれど、また食べたくなる味、家族や友達との集いに安心して行きたくなる場所、そんなソウルフードを探しながら能代市暮らしを満喫するのも楽しそうですね!

【焼き肉・ラーメン 大昌園】

能代市に本店、バイパス店、新橋店の3店舗を展開。
くわしくはホームページで!
HP/http://www13.plala.or.jp/daishoen/daishoen/

取材日:2021年11月
記事中の価格は全て税込みです。

※本記事掲載の情報は、取材時点での情報です。(2021年11月)

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この記事に関するお問い合わせ

  • 秋田県 あきた未来創造部移住・定住促進課
  • 〒010-8570 秋田市山王4-1-1
  • Tel:018-860-1234 Fax:018-860-3871

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