親子でゆったり、
自然に囲まれた暮らし。
東京にない余白が
秋田にはある。

菅原 直幸 Naoyuki Sugawara
秋田県出身
東京の会社に勤めながら、
秋田にリモートワーク移住。
01. 穏やかな時間の中で秋田の魅力を再発見
Q.リモートワーク移住で暮らしの変化はありましたか?
ひとことでまとめると「東京にいたときよりもゆったり過ごせるようになった」と感じています。
秋田には同じ年頃の子供がいる友人も多いので、子供同士で遊べたりとか、そういうつながりが多いのもすごくありがたいですね!
両親も秋田にいるので、休みの日には子供と一緒に遊んでくれたりして、子供にとっても良い環境だなと感じています。
Q.秋田に帰ってきて、新しい発見はありましたか?
東京に住んだ経験があるからこそ、秋田で改めて気がついた魅力がたくさんありました。秋田にずっと住んでいたら、分からなかったこともたくさんあったんだろうなって感じています。
例えば、ご飯や食材の美味しさですね。もちろん東京にも美味しいごはん屋さんは沢山あると思うんですけど。秋田の生活では、食材ひとつひとつの質の高さを感じることが多いです。スーパーで食材を買うときの値段の手頃さはもちろんですし、飲食店で楽しむお酒やご飯も本当に美味しいものばかりで。
食の豊かさは秋田の大きな魅力ですね。

02. 出社は月一回、新幹線と夜行バスで快適に
Q.普段はどのような環境でリモートワークをされていますか?
普段は自宅からリモートワークをすることが多いですね。
移住してすぐの頃、インターネット環境を整える際には、秋田県のリモートワーク支援金(補助制度)でインターネットを最初に設置する工事費を補助してもらいました。毎月の通信費やコワーキングスペースの利用料なども継続的に補助してもらえるので、ありがたい環境だと感じています。
Q.首都圏との移動の際にはどのような手段を使うことが多いですか?
東京のオフィスに行くときは、新幹線と高速バスを利用することが多いです。
新幹線だと、秋田駅から東京駅まで大体4時間弱で到着しますし、車内にWiFiがあるので、移動中も仕事をしていればあっという間に東京に着いちゃいます。全然移動でストレスは感じないですね!
高速バスでの移動も気に入っていて、新幹線の終電は19時台なんですけど、高速バスは新宿から23時くらいに出発なんですよね。仕事を夜18時くらいに終えて、そのまま会社のメンバーと食事に行って、そのあと新宿から高速バスに乗って、朝には秋田に着くみたいな感じで使えるのでとても便利です。
交通費に関しても、秋田県のリモートワーク支援金(補助制度)で補助していただけているので、本当にありがたいなと感じてます。

03. 親子でのびのびと
Q.秋田の教育環境はどうですか?
移住前も子供は幼稚園に通っていました、やはり東京なので非常に園児の数が多いんです。1クラス40人で4クラスみたいな。
そうなると幼稚園の敷地とかも結構ぎゅうぎゅうの状態が当たり前でして、、
対して、秋田の幼稚園だともちろん東京に比べて人が少ないですし、その分先生の目が行き届きやすかったり、子供との距離感が近かったり、ケアの行き届きやすさという面でかなり安心感がありますね!
Q.お子さんとの印象的なエピソードはありますか?
自然に触れられる環境がすぐそばにあるということがとてもありがたいですね。
子供と一緒に海や川で遊んだりとか。気軽に行くことができますし!
去年は一緒に駒ヶ岳に登山したんですけども、子供と一緒に自然の中で遊ぶという時間に、すごく感謝を感じました。豊かな自然の中で、子供にいろんな経験をさせてあげられるというのが非常にいいなと思いますね。
僕自身、登山は全然したことがなかったんですけども、秋田にせっかく綺麗な山があるので、登ってみたいなと思ったんです。うちの子供がアクティブなタイプなので「行ってみる?」って誘ったら「うん、行く!」って即答してくれて。
出発が早朝だったり、長い距離を歩いたりと、弾丸スケジュールで大変な旅になったんですけど、子どもが登山を楽しみすぎて覚醒してしまって(笑)
結局、秋田の家に帰ってくるまで全然休まずにヘトヘトで戻ってきたんですけど。僕も娘も心から楽しんだ経験となりました。
また今年も駒ケ岳登りたいなと思いますし、他の秋田の山も登ってみたいですね。

04. 東京にはない「余白」が秋田にはある
Q.秋田へのリモートワーク移住を検討している方々へメッセージをお願いします
「四季を感じることができること」
「毎日美味しいものが食べられること」
「暮らしのあり方を見つめ直せること」
僕が強く感じているのはこの3つですね。このキーワードにピンと来る方々にはぜひリモートワーク移住をおすすめしたいと思います。
秋田は東京に比べると20分の1くらいしか人がいないんじゃないかなって思います。都市としての規模も小さいので、遊びの選択肢も20分の1しかないと言えるかもしれませんね。
でもそれってある意味「自由に使える余白が20倍」って捉え方もできるんじゃないかなって僕は思うんです。
物理的にも精神的にもゆとりを持って、リラックスして過ごせるというところが秋田の良さなんじゃないかって思ったりします。
もしリモートワーク移住を考えている方がいたら、ぜひ一緒に楽しい秋田ライフを送っていただけたらと思います。
